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お葬式の豆知識

エンディングノートについて

エンディングノート

 

●エンディングノートとは?

 

 エンディングノートとは、「終活」の一つとして作成しておくノートのことで、自分が亡くなった時のために備えて作成するものです。

 

エンディングノートを書くことで、人生の最期をどのように迎えるか、ご自身のこれからの人生をどのように過ごしていくのか、一つずつまとめて、晩年を充実させる一助になるのがエンディングノートであります。

 

●「エンディングノート」と「遺言書」などの違いは?

 

 エンディングノートに近いものとして「遺書」や「遺言書」があります。「遺書」は法律的に制約を受けない手紙や音声を言います。故人が伝えたいメッセージを書き残すものです。内容や形式は自由であります。

 

これらは遺族に対するメッセージであったり、今後のことについて書かれています。「遺言書」とは法的拘束力があるという特徴が挙げられます。ご自身の死後に、効力を発生させる目的で前もって残しておく意思表示を言います。法的には、遺言は「被相続人の最後の意思表示」ということで、本人の逝去に一番近い時に残した意思表示のことを言います。

 

今回ご紹介する「エンディングノート」には法的拘束力はありませんが、残された家族にとって故人の想いを尊重することはとても大切です。また、「遺書」や「遺言書」は死期が迫っているときに作成しますが、「エンディングノート」は健康で判断がしっかりできる頃から手軽に作成できるものとなっています。

 

●エンディングノートの意味と特徴

 

 

①エンディングノートはなぜ残すの?

 

エンディングノートを残す意味は、最初に述べたようなご自身の残りの人生をどう過ごすのか考えるためにあります。また、エンディングノートは葬儀内容を始め、資産のことや解約しなければいけない契約内容まで、残すことができます。

 

「自分が亡くなったら○○をして」と言う内容を詳細にまとめることができますので、ご遺族が故人様の死後の手続きをスムーズに行うことができます。もしもの際のご遺族への負担軽減にもなるのです。ご自身がお元気なうちに身の周りの整理を行う「生前整理」の一環としてよく知られています。ご遺族の助けになるだけでなく、故人様の形見の一つとして大事にすることもできます。このようにご自身のため、ご遺族のためにエンディングノートは残すのです。

 

②エンディングノートを書く意味は?

 

1.家族へ自分の想いを託すことができる

 

希望する葬儀や家族に自分の代わりにしてもらいたいことを託すことができます。遺言書でも伝えられるかもしれませんがエンディングノートの方が事細かにご自身の希望を伝えることができます。

 

また、家族一人一人へのメッセージもノートでしたら思いついた時に、一行でもいいですし、または数ページに渡って書くことができますので想いを残しやすいといえます。

 

2.家族一人一人に伝えたい内容の整理ができる

 

家族に対してどのようなことを書き残したらいいのか悩まれている方でもエンディングノートを使用すれば伝えたい内容の整理ができます。なぜなら、エンディングノートにはあらかじめ必要な項目などが用意されており、その項目ごとにまとめることができるからです。

 

3.人生の振り返りができる

 

エンディングノートには財産や相続、家族にこれからどうして欲しいかなど書くのとは別に、自分が今までどのように生きてきたか書くこともあります。その項目を通じて今まで自分がどのような人生を歩んできたのか振り返ることが出来ます。振り返ると同時に、エンディングノートを通じて感じたことを大切にしましょう。家族がいらっしゃれば、このノートの存在をどう伝えるのか、機会があれば伝えてみましょう。それぞれの思いは家族であっても伝わっていないことが往々にしてございます。

 

ご家族の関係を取り持ち、やるべきことが整理できたことで、これからの日々を元気に生活していただくことができることが、一番のエンディングノートを上手に活用していると言えるのではないでしょうか。

 

まだまだメリットはいくつかありますがここでは主なメリットについて述べさせて頂きました。ここからは、実際エンディングノートに書く内容はどういったものがあるのかご紹介させて頂きます。

 

③主にどんなことを書けばいいの?

 

◆自分のこと

 

□本籍地

□運転免許証などの身元を証明するもの

□健康保険証

□パスポート

□住民票

□マイナンバーカード

自身の身分証がどこにあるのかわかるように書いておきましょう。

 

◆ペットのこと

 

□ペットがいるならペットを誰に面倒を見てもらいたいのかなど記入しておきましょう。

 

◆資産について

 

□預貯金

□年金

□資産

□借金

□クレジットカードについて

□保険

 

銀行名や支店、口座番号など忘れず記入しておきましょう。また、資産についても有価証券や金融資産など家族に残せるものの情報を書くようにしましょう。クレジットカードのパスポートなども忘れずに書くようにしておきましょう。

 

他にも家族の連絡先や遺言について、携帯・パソコン等のパスワードなどについての情報も残しておくとご家族が楽になります。

 

●まとめ

 

エンディングノートについて一通りご説明させて頂きました。ご自身にとりましても、ご家族の為にも大変意味のある有用なノートですので、是非一度エンディングノートを手にとってみたらいかがでしょうか。エンディングノートは、急いでまとめる性質のものではありません。こちらを手にした時に感じる素直な想いを大切にして、目に留まったページに一言でいいので書き込んでみることをお薦めします。

 

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