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お墓の豆知識

飯田市における墓じまいの流れとは?

2021年11月7日

墓じまいとは、現在のお墓を撤去し墓所の使用権を返還することを言います。近年、少子高齢化や核家族化が進んだことによりお墓に対する考え方も変わってきています。「遠方に住んでいてなかなかお墓参りに行けない」「お墓までの道のりが険しくてお参りが大変」「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに負担をかけたくない」など、墓じまいやお墓の引越しを検討されている方が増えています。今回は、墓じまいをする中での流れや気を付けておくべきことについてご紹介いたします。

 

飯田市の墓じまいの流れは?

 

墓じまいの流れは、以下の通りになります。

 

  • ✓親族への相談
  • ✓遺骨の受け入れ先の決定
  • ✓墓地の管理者に墓じまいの意向を伝える・書類手続きをする
  • ✓閉眼供養
  • ✓お墓の撤去

 

以下にて詳細にご紹介いたしますので是非ご参照くださいませ。

 

1. まずは親族へ相談しましょう

 

一番軽視してしまいがちですが、墓じまいをする上で最も重要なステップになります。墓じまいについて考えた場合は、まずは親族へ相談しましょう。そろそろ墓じまいを考えたいと思っても、他の兄弟等の親戚がお墓に毎年行くことを習慣にしていた場合があります。勝手に墓じまいをした結果、親族間の大きなトラブルに繋がります。

 

2. 遺骨の受け入れ先決定しましょう

 

新しい遺骨の受け入れ先をあらかじめ用意しておくことをお勧めいたします。墓じまいされた方は、樹木葬や納骨堂、海洋散骨などを選ぶ方が多くいらっしゃいます。

 

樹木葬とは?

樹木葬とは「草花や森林に囲まれた場所で、樹木やプレートを設置する供養」のことを指します。墓地として許可された場所に遺骨を埋葬するので、立派な墓地の一つとなります。 安らかに自然に帰りたいというお客様の要望や、承継者がいない永代供養墓の新しいスタイルとして、また環境にやさしいとしても、注目されています。

 

樹木葬のメリットとは?

樹木葬のメリットとして以下の3つが挙げられます。

①お墓の掃除がいらない

②一般的なお墓の1/2~1/4程度の金額である

③宗旨・宗派にとらわれず、檀家料もかからない

 

3. 墓地の管理者に墓じまいの意向を伝え、書類の提出をしましょう

 

新しい遺骨の受け入れ先が決まった段階で、お墓の管理者へ墓じまいをする意向を伝えましょう。墓じまいの意向を伝えると、管理者から今後の流れについての説明を受け、飯田市役所から墓じまいの際に必ず必要になる「改葬許可申請書」を受け取る必要があります。

 

⇒飯田市の改葬許可申請書は、こちらからダウンロードできます。

 

改葬許可申請書は、お墓の管理者のサインと申請者や亡くなった方の情報を記入する必要があります。こちらを記入後、飯田市役所の環境課 環境衛生係に提出しましょう。また、郵送でも受け付けています。詳しくは、飯田市のホームページをご確認ください。

 

4. 閉眼供養を行います。

 

閉眼供養とは、お墓から遺骨を取り出す際に、お墓に宿る故人の魂を抜き取るための儀式です。宗派によっては「脱魂式」や「抜魂式」と呼ばれます。通常は家族など身内だけで執り行うもので、菩提寺の僧侶にお墓の前で読経をしてもらい、法要を行います。

儀式の方法としては仏教の宗派ごとに異なるようですが、墓前で読経を行うケースがほとんどのようです。かかる費用はお気持ちですので、世帯ごとに様々ですが、お布施一回分が3万~10万円として多いようです。

 

5. お墓の撤去をします

 

墓じまいにおける許可申請の完了後はいよいよ「お墓の撤去」が可能になります。また、お墓を撤去する際にかかる費用はもちろんですが、埋葬されているお骨を出す作業である、出骨(しゅっこつ)の費用はお墓の大きさによって変わります。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?墓じまいを行う際には、事前の準備が最も重要です。その中で、親族との相談と遺骨の受け入れ先を決めておくことが必要となります。遺骨の受け入れ先については、維持管理費が掛からない「樹木葬」が最近人気となっています。

私たち飯田市のいとうグループがサポートいたします。いとうグループは、葬儀のことはもちろん、生前の終活に関するご相談や葬儀後の仏壇や墓石、供養についてのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせください。

 

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